コラム

2021/03/19

高額商品ほど売れている「デフレ逆好家電」炊飯器の機能

75%の人が製品寿命が来る前に買い替え!?

自動式電気炊飯器は、1950年代に登場した、歴史の長い調理器具です。
「火力をコントロールして米を炊く」という手法が基本ベースとなっており
それは変わらず根幹にありながら、ものすごい進化を遂げています。

お米を主食とする私たち日本人は、とにかく「ご飯のおいしさ」にこだわりたい民族。
このこだわりの強さが、現在もなお、炊飯器を進化させているのでしょうね。

日本人の「ご飯のおいしさのこだわり」を象徴する面白いデータがあります。
国内では、年間約600万代の炊飯器が出荷されていますが
このうち「コショウ」を理由とする買い替えは、約27%しか存在しないということです。
じつに4台に3台は、製品寿命が来る前に、あたらしい商品へと買い替えられているのです。

先にも述べましたが、炊飯器は構造的に比較的シンプルな家電であり、故障の比率も低い製品です。
冷蔵庫や洗濯機など、ほかの白物家電というのは、故障するまで買い換えないケースが多いのですが
炊飯器だけ、なぜ「まだ使えるのに買い替える人が多い」のでしょうか?

調査によれば、「美味しいご飯が食べたいから」という、シンプルな理由なのだそうです。
とくに近年では、6万円を超えるような超高額炊飯器の売り上げが伸びているのだとか。
対照的に、1万円以下の製品の売れ行きは鈍っているのだそうです。

少々高価であっても、毎日食べるご飯だけに
しっかり満足したいという消費者の「こだわり」が反映された結果といえます。


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