コラム

2021/04/20

換気扇についたベタツキ「揮発した油」の掃除方法とは?

キッチンは家のなかで最も汚れやすいところと言っても過言ではありません。
キッチンには、他の場所と同じようなホコリの他にも
油による汚れが混じるからです。油汚れは、キッチン特有のもので
多くのご家庭で「お困りの種」なのではないでしょうか?

キッチンの油汚れは、食用油、油脂によるもの。
油脂はガソリンや灯油のような石油類とは異なり、特有の分子構造をしています。
そして、油脂の沸点は150℃以上で、水よりも高いです。
ですから、揚げ物をすると油は気化して空中に飛び出してしまうわけです。

なかには、茶色や黒に近い油汚れがありますが
これは、化学的な力で汚れを落とすのには、無理があります。
機械的、物理的な力を使わなければなりません。

つまり、洗剤を使う前に、竹べら、竹串、金属ヘラ、包丁などを使って
固まってしまった油汚れをこそぎ取る、削り取るような作業が必要です。
そのあと、残った汚れに重曹をふりかけ、ブラシでこするようにして洗っていきます。

油汚れ対策のキホンは、「油汚れをためないこと」。コレに尽きます。
そのためには、揚げ物や炒め物で油を使う、あるいは魚を焼くときには
ガスレンジのまわりの壁や扉を、中性洗剤を染み込ませた雑巾であらかじめ拭いておくことです。

そうしておくと、調理後に拭きとれば、洗剤の海面活性の力を借りて
楽に汚れを取り除くことができます。

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